自分の体の中で、最もデリケートな部分への脱毛であるVIO脱毛。最近では、テレビなどのメディアで脱毛の広告やCMが多く見受けられるようになりました。
世間ではVIO脱毛という言葉が当たり前のように使われるようになり、年齢・性別を問わず脱毛に行く方の割合は増加傾向です。
そんな脱毛を受けるかどうか悩んでいる方や脱毛に興味がある方の中で、「VIO脱毛はどれくらいの人が受けているのだろう?」と気になっている方はいませんか?
また、実際になぜ施術を受けたのかという理由も知りたくはありませんか?
本サイトでは、20代から50代までの方々にアンケートを実施し、脱毛をしたことがあるかどうかや脱毛をした理由の聞き取りを行いました。
アンケートの結果から、脱毛を受けたことがある人の割合や、脱毛を受けるメリット、脱毛を受ける理由の傾向がわかりましたので今回の記事で紹介します。
VIO脱毛をする人は増加中! 割合はどのくらい?
数十年前の脱毛方法は毛穴1つ1つに針を差し込み、毛を作る細胞を破壊するという施術が主流でした。
この施術は非常に強い痛みを伴い、さらに施術を受けた部位に傷跡が残る、仕上がりが悪いという問題が多く発生していました。
さらに、施術金額も現在の一般的な価格より高額であり、脱毛の施術を受けるハードルは非常高かったという過去があります。
しかし、光脱毛機やレーザー脱毛機といった、効果が高く、痛みを抑えられ、施術を効率的に進められる脱毛機が開発されたことによって、昔と比べて施術料金が大幅に抑えられるようになりました。
その結果、ハードルの高かった脱毛が誰でも手軽に通えるようになったのです。この背景が、脱毛を受ける方の増加に繋がっています。
(参考URL:https://www.jsa-cpe.org/epi_objects/history/)
Vラインを脱毛している人の割合
脱毛を経験したことがある方の中で、Vラインを脱毛したことがある方の割合は約40%でした。
Vラインはデリケートゾーンの中で最も目立つ場所です。水着を着たときに毛がはみ出てしまい、はずかしい思いをした方も多いはず。
Vラインの脱毛をすれば、水着を着た場合に無駄な毛がはみ出ないので安心ですね。
(参考URL:https://i-voce.jp/feed/10256/)
Iラインを脱毛している人の割合
脱毛を経験した方の中で、Iラインを脱毛した方の割合は約30%でした。Vラインと同様、Iラインにある毛も水着を着た際にはみ出てしまうことがあります。
また、Iラインは陰部に最も近い場所にあるため、蒸れや陰部のトラブルの原因となることが多い場所です。
Iラインの脱毛をすれば、水着を着た場合に毛がはみ出ないのと同時にデリケートゾーンの衛生を保つことかできます。
Oラインを脱毛している人の割合
脱毛を経験した方の中で、Oラインを脱毛した方の割合は約30%でした。OラインはVIOラインの中で、最も自分で毛を処理できない場所です。
自分で処理しようとむやみにカミソリを使ってしまうと肌を傷つけてしまい、肌トラブルの原因となってしまいます。また、仕上がりも綺麗になりにくい場所です。
また、肛門周辺は排泄物や月経時の経血がつきやすい場所ですので、脱毛することでそれらが残ることも無く、衛生を保つことができます。
(参考URL:https://www.kai-group.com/products/kamisori/skintrouble/kamisorimake/)
VIO脱毛を始めた理由は? VIO脱毛をする人が多い理由
本アンケートで回答していただいた内容を元に、VIO脱毛を始めた理由を以下の通りまとめました。
自分で無駄毛を処理すると肌トラブルにつながるから
夏にプールや海などに行き、人前で肌を晒すときに無駄毛は非常に気になるところです。
もし、カミソリやピンセットで無駄毛の脱毛をしてしまうと、場合により肌を傷つけてしまったり、炎症を起こしてしまったり、色素沈着が起こってしまうなど肌へのトラブルに繋がってしまいます。
そのため、サロンやクリニックで脱毛をすることで、今後発生するかもしれない肌へのトラブルから解消されるのです。
無駄毛の処理を1人でするのは難しいから
無駄毛の脱毛、特にIゾーンやOゾーンは自分では見えずらいため、自分で処理をすることは非常に難しい場所でしょう。
そのため、不用意に自分で脱毛をしてしまうと、前述の肌トラブルが起こる可能性が高くなります。
また、人に頼んで処理をしてもらうのも気が引けると思います。
無駄毛の処理が面倒くさいから
毛が残っていれば、それらを定期的に処理するという作業が発生します。
その作業が非常に面倒くさいため、脱毛をすれば定期的に処理をする必要がなくなるからという理由が見受けられました。
脱毛した方が衛生的にいいから
女性に多いトラブルとして、デリケートゾーンのかゆみがあります。
排泄や月経による経血・ナプキンの蒸れが原因で、雑菌が繁殖しかゆみが発生してしまうのです。
さらにVIOゾーンに毛があることで、排泄物の拭き残しや、水分が残りやすくなります。
これによって、一層デリケートゾーンが蒸れやすくなり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
そこでVIO脱毛をすることで、雑菌の繁殖を抑え、デリケートゾーンを清潔に保つことができるのです。
要介護者になったときに介護者の迷惑になりたくないから
50代以上に方には「介護脱毛」が脱毛をうける理由であるこという回答がありました。
もし、加齢等の理由で要介護者になった場合、排泄を介護者に手伝ってもらわなければなりません。
その際に脱毛をしていれば、デリケートゾーンの衛生を保ちやすくなり、介護者へ迷惑がかかりにくくなるからという理由でした。
色々な種類の下着や水着をえらべるから
VIOの毛があることで、下着や水着の選択肢が限られていたという声がありました。
脱毛をすることでその悩みから解放され、自分が好きな下着や水着を何でも着られるようになるのが脱毛を始めた理由です。
VIO脱毛を始める人の年齢層は何歳が多い?
本サイトが実施したアンケートで、VIO脱毛を始める人の年齢層は何歳が多いのかが分かりましたので以下の通りまとめました。
10代
10代で脱毛を始めた人の割合は10代全体の10%程度です。さらにその中でVIOの脱毛を始めた人の割合は、より少なくなるでしょう。
最近では学割が効くサロンやエステも多くあり、10代の方にとっても脱毛を通いやすくなってきています。また、最近では小学生のころから脱毛を始めるという方も増えています。
しかし、10代はまだ学生が多いということから、金銭的にも時間的にも脱毛にはいけず、施術を受ける割合が低くなっていると言えるかもしれません。
20代
脱毛を始める人の年齢層の中で最も多いのが20代です。今回実施したアンケートの中で最も割合が高い52%の方がVIO脱毛を受けている結果が出ました。
脱毛を始めた理由としては、「比較的時間が取れ、学割が効く大学生の間に脱毛を受けたい」という理由から、「社会人になり金銭的な余裕ができたから」、「異性の目が気になるから」
などのもありました。
やはり、恋愛や結婚などが増える20代で脱毛を受ける人が多くなるのでしょう。
30代
30代の方で脱毛の施術を受けた方は全体の32%でした。
30代の方で脱毛を始める理由としては、20代の女性と同じ理由が多く見受けられました。
しかし、30代で特に目立った脱毛理由は、妊娠・出産に備えた脱毛です。出産後は出産による裂傷等が原因となってデリケートゾーンからの出血が多くなることがあります。
また、骨盤もゆがみやすくなるため、尿漏れも多くなってしまいます。
これらが原因となって痒みといったトラブルが発生するため、事前に脱毛をしようというのが脱毛を始めた理由です。
また、子育てを機に脱毛を始めた方もいました。こどもと一緒にプールや海に行くことが増えたことで、人前で肌を晒すことも増えるため脱毛を始めたという理由です。
40代・50代
40代・50代の方で脱毛をうけた方は全体の21%でした。
先にも述べましたが、40代以上の方が20代のころは針脱毛や電気脱毛が主流であり、強い痛みや高額な施術料金がネックとなって施術を受けられなかった方が多くいました。
しかし現在では、脱毛の料金が手頃になり、痛みも抑えた施術ができることから、脱毛を始めたというのが理由です。
また、脱毛を受ける理由として、介護を受けるようになった時のためという回答もありました。
介護を受けるようになった時に、毛が無ければ排泄時の処理やデリケートゾーンの衛生の保持が容易になります。
それによって、介護者の負担を減らすことができるようになり、介護者に迷惑をかけないようにするという理由です。
まとめ
今回の記事ではどれくらいの方がVIO脱毛を受けているかについて解説をさせていただきました。
VIO脱毛を含め、脱毛は非常に身近なものになっていることがお分かりいただけたかと思います。
しかし、脱毛を受ける方の増加や、脱毛を受けられるサロンやクリニックが増加に伴ってトラブルも増加しています。
施術中に火傷を負ってしまった、高い料金を払って脱毛を受けたが、効果が無かった等トラブルの種類は多岐にわたります。
そのため、信頼できるサロンまたはクリニックかどうか、自分の毛質や肌質に合った施術を受けられるかどうか等は、ご自身で下調べする必要があります。
現在、多くのサロンやクリニックが無料カウンセリングや、お試し照射を受けられるサービスを行っています。
これらのサービスを利用するなどして、ご自身に合った場所を探してください。
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